思うところあり、お盆に富士山山頂まで行ってきました。
朝7時すぎに特急あずさに乗り新宿から大月へ。そこから富士急行に乗り換えて河口湖駅。さらにそこからバスに乗り富士山5合目へ。11時くらいに到着し、うどんを食べつつ気圧に身体を慣らすために1時間ほどダラダラと。
お昼過ぎからいよいよ富士吉田口より登頂開始です。
5合目~6合目
いきなり下りなので、果たして道があっているのだろうかと不安になりながらテクテクと。途中から急な登りが始まり、いよいよ登山という感じになってきます。とはいってもこの頃はまだかなり余裕でした。
6合目~7合目
ダラダラとしたつづら折を登り続けるのですが、このあたりで既に足を上げるのが辛くなってきます。歩幅を小さく、大きな段差は避けて歩き続けます。
7合目~8合目
かなり息苦しくなってきたのに加えて、少し頭痛がしはじめます。手をついて登らないとシンドイ岩場などもあり、ヒーヒー言いながら8合目までたどり着きました。
山小屋
16時すぎくらいに山小屋に到着し、カレーを食べ18時には就寝。23時には再度登り始める為に身体を休めようとしたのですが、雑魚寝の状態なので隣の人の寝返りで何度も目を覚ましてしまいます。その上
本格的に高山病にかかったようで、頭痛、吐き気が猛烈に襲ってきて苦しむはめに。トイレで夕食に食べたカレーを吐き、頭痛の薬を飲んでようやく1時間程眠る事ができました。
山小屋~本8合目
8合目といっても、実は本8合目というのがあり、その間は結構遠いです。加えてご来光を見るために皆一斉に登り始めるので、登山道は大渋滞状態。高山病はなんとか治ったものの、ツアー客のトロトロ移動に巻き込まれ若干イライラ。丁度ペルセウス座流星群の日だった為、流星を見て気を紛らわしました。
本8合目~8.5合~9合目
渋滞に巻き込まれながら、疲れた足をひきづってトボトボと歩き続けました。気持ち的にも肉体的にもここが一番しんどかったです。
9合目~山頂
手を使わないと登れない岩場などもあり、その上周りが少しづつ明るくなってきているのもあって、山頂まであと少しなのに気ばかり焦ります。ようやく4時45分に山頂の鳥居まで到着。ご来光に間に合った!のですが、生憎の天気でまともには見られず。真冬のスキー場のような猛烈な寒さの中食べた豚汁がこれまた不味くて踏んだりけったりです。
下山
山頂の神社をお参りしていよいよ下山です。登りとは異なる砂利道をひたすら降りるのですが、これがまたきついです。コツをつかめば相当早く降りられるらしいのですが、途中で足を痛めた事もあり休み休みなんとか下山しました。通常2~3時間くらいの下山道を途中で寝たりしたのもあり4時間30分ほどかけて降りました。
当初考えていた辛さの3倍くらいは確実に辛かったのですが、なんとか山頂まで辿り着いて、怪我なく帰ってこれたのでヨシとします。
それにしても山頂の食い物の味はもう少しなんとかならないんでしょうかねぇ。