IBMパソコン事業売却
ちょっと前から話題になっていたのだけど、IBMがパソコン事業を正式に中国のメーカーに売却するらしい。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/1208/ibm.htm
小生は初めて仕事で使ったコンピューターがIBMのAS400であり、初めて仕事で使ったパソコンがIBMのPS55だったので、IBMというメーカーとIBMのコンピューターにはものすごく思いいれがある。初めてCを覚えたのもIBMC2だったし、最初に好きになったエディターもPEだったしね。InternationalBusinessMachineというベタな略称のこの会社は時にバタフライキーボードだの、ウルトラマンPCだのといった商業的には絶対失敗するようなマシンを出す一方でチャンドラのような時代を牽引する本当に素晴らしいマシンを出す、振り幅の広い懐の深い会社。DellやHPCOMPAQには絶対に真似の出来ないSomthingがIBMのパソコンにはある。(HPも初期OminiBook等は素晴らしかったけど、今は無難なマシンばかり・・・)。今回の事業売却の理由ってのは、DellやHPとの価格競争への敗北宣言で、中国の会社に事業売却する事で、価格的な競争力を持てるようにするってのが理由らしい。でもね、IBMのPCが好きな奴が求めているSomethingは中国のメーカーでは絶対に作れないと思うんだよね。赤字採算部門を切る事で経営的な部分ではIBMにメリットが多いのだと思うけど、この事業売却劇で失うものは取り返しのつかないものなんじゃないかなって思います。lenovoという中国のメーカーのPC、見た目はまぁまぁだけどね。
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