プレイステーション3価格発表
株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントは(SCEI)は9日、10日からロサンゼルスで開催されるゲーム関連のトレードショウ「Electric Entertainment Expo 2006」に合わせ、次世代ゲーム機「PLAYSTATION 3」の詳細な発売日と価格を発表した。
20GBモデルと60GBモデルの2種類を用意し、20GBモデルが62,790円。60GBモデルはオープンプライス。米国での価格は20GBモデルが499ドル、60GBモデルが599ドル。発売日は、国内発売が11月11日。北米では11月17日、欧州では11月17日となっている。(元記事)
いややっちまいましたねPS3。 高い高いとは言われていたものの、廉価版モデルで6万円超え。60GBモデルは7万円超えると予想されます。11月発売なので、直前の東京ゲームショーで発表だとヤバイという事でE3発表なのでしょうが、それにしてもこれは・・・。
廉価版がきちんとしたものならば良いのですが、発表されたスペックを見る限り、廉価版を買うのははっきり言って避けたほうが良いです。なにが問題なのかというと・・・
・HDMI端子無し(高解像度の恩恵が受けられない、著作権保護のかかった市販ブルーレイディスクコンテンツは見られない、後の追加も不可)
・メモリースティック/SDカード/コンパクトフラッシュのカードリーダー無し (修理時は全データが消えるかと)
・無線LANなし (PSPとの連携不可)
一人暮らしで小さなテレビしか無いゲームしかやらない人などを想定してHDMI無しモデルを用意したのでしょうが、ブルーレイの意味ないじゃん(笑)そのうえカードリーダー関係が無いってのはなんとも・・・。
これ以外にもPS3がヤバイなというのは何点かあって、XBOX360と比べて機能的に変わらんというのが最近の評判です。
・ブルーレイ2倍速のため、XBOX360以下のドライブスピード
・グラフィック周りがXBOX360と同等かそれ以下(http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20060426/3dhd.htm )
・消費電力500Wで電子レンジ並み
OpenGLES2.0が間に合わなかったため、開発ツール関連が独自仕様のうえ遅れていたりだとか、正直ネガティブな要素だらけなんですよねぇ・・。PS2のときはソニーの上手なブランド戦略で、性能的にはイマイチでも一般層は大々的なアピールで買わせる事に成功したわけですが、今回のこの値段ではアピールが難しいのではないかと。そのうえ1年後発のうえに性能的に変わらないXBOX360と倍近い価格ではマニア層でも買い控えが予想されます。
こりゃ次世代機戦争は海外XBOX360、国内Wiiで決着がつきそうな予感です。
0 件のコメント:
コメントを投稿