2005年の展望その１

なにやら来年の展望なんてものが各IT関連のサイトに出てたりするので、自分でもプチ予想。

1.携帯関連の通信定額化に伴うコミュニティーサイトやプッシュ配信の活性化
オンラインゲームやメッセンジャー含めてなのだけど、いつでもどこでもネットワークにつながってる環境ってのが2005年から携帯中心に本格的に広まります。それを利用したサービスやコミュニティーの活性化が商売につながるのではと思うわけです。スパムメールでは無い、RSSやXMLを中心としたプッシュ型の商利用情報配信も2005年から本格的に始まるかなと思います。

2.ネット関連アンダーグラウンドの更なる隠蔽
１とも関連するのだけど、PCを利用しない携帯を使ったネットサービスにより、メジャーなものは爆発的な市場規模へ、アンダーグラウンドやアナーキーなものはさらに悪質になり地下深くもぐっていくと思うのです。メジャーなものは現在のWEB型サービスへ、表にだしたくないものはP2Pへってな形になるのではないかと。

3.個人情報セキュリティーの重要性が爆発的に増大
これも１との関連。あらゆるデジタルデバイスがネットにつながるようになると、誰にどこでデータをとられるかっていうプライバシーへの危険はますます増大するのではと思うわけです。どうやってしかけるかは別として、現在の技術でもスピーカーをマイク代わりにして、特定の人間をターゲットにしたネット経由での盗聴や、携帯にトロイをしかけて、カメラ使って定期的に写真をネット経由で送信なんてソフトウェアで実現できそうだし。ビットデータだけでなくアナログデータ含めて危険性は増すと思うのです。
トレンドマイクロやシマンテック、マカフィーなんて会社はかなり儲けるのではないかと。

総じて言うなら、どこででもネットワークにつながる状況によって、ニッチなものはますますニッチに、エンタープライズなものはますます巨大にっていう方向になるのではないかと。こうなるとウチみたいな小さな会社は、小さな仕事を数限りなく続けるか、独自に価値のあるサービスを生み出すかしかないわけです。一応後者の方向で2005年は進めたいなと思ってるのですが。。。

また後日に続きます。