クチコミと情報操作
先般このサイトでも書いた500ドルiMACの話し絡みなのだけど、アップルが情報の出所である「シンク・シークレット」を提訴したらしいです。アップルのこの手のグダグダ話しは正直どうでも良いのですが、HOTWIREDで書かれてた内容でちょっと思うとこがあったので覚書。この手の情報をリークしたのがアップルそのものであるかないかは置いておいて、今回の提訴タイミングは500ドルiMACの宣伝には効果があるでしょう(古くからのユーザーや熱心なファンの存在を置いておくなら)。シークレットな情報をリークされた際には、こういう方法で逆手にとる事もできるんだなと。
今回の話しのポイントとしては標題通りのクチコミと情報操作についてです。
インターネット普及以前というのは、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどの一旦誰かのフィルターを通った時差のある情報ソースか、クチコミという極めて伝達スピードの遅い手法に限られていました。んでインターネット以降というのは、誰かのフィルターを通ってはいるのだけど、生に近い情報や色んな視点からの情報がリアルタイムに近い速度で動き回り、誰でもが手に入れる事ができるようになったわけです。このネット上のクチコミの顕著な例が2ちゃんねるでしょう。誰でもがリアルな情報をリアルタイムで手に入れられる事は素晴らしいのですが、これを意図的に操作できうるならば、これほど効果的な情報操作方法はありません。極論をすれば、世論操作や意識操作だって簡単に出来ちゃうんではないかと思います。僕の勝手な持論として、将来人間が滅びるとするならば、そのきっかけはインターネットであると思ってます。世界中の人達が、同じ情報を同じ速度で同じだけ手に入れられるようになり、流行であるとか世論であるとかといったものに多様性がなくなる時に滅びの道を歩みはじめるんじゃないかなんて思ってます。人間の特徴ってのは考え方の多様性って部分なので。なわけで、自分の文章が駄文であっても多様性を守る一環として、僕なりの考えを書きつらねてるのがこのBlogです。そう考えるとみんなの書いているこのBlogってやつは人類を守る戦いって事ですね。
アップルの提訴の話しとなにか関係あるかと言えば、あるような無いような、やっぱり無いですね(笑)推敲もせずダラダラ書いていればこういう文章にもなるってのも多様性の一環ということでご勘弁。
まとまらないんだけど、思いついた事を書きとめておこうと思っただけなので。
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