水曜日, 1月 12, 2005

情報と理解

NHKのチーフプロデューサーが番組への政治介入があった事を告発し話題になっています。「ETV2001」のシリーズ「戦争をどう裁くか」という番組の内容が放送前に政治家に指摘され内容変更を余儀なくされたという話し。NHKについて小生は詳しくないのだけど、国からも予算が出ているので平たく言えばスポンサーの意向には逆らえないって事かなと。本当はそんなに単純な話しではないのだけど、この手の話しはきりが無いので詳しい人にお任せします。民放各局も多かれ少なかれお金や利権の発生する人達の意向は聞かざるを得ないってのが本当のとこでしょうしメディアってものには必ずなんらかの言論統制やフィルターがかかってると思ってた方が良いかなと。今回は勇気ある人が告発したので話題になっていますが、昔からある事でしょうね。

インターネットの時代になってさまざまな情報が手に入るようになりましたが、やっぱりこういう情報フィルターはかかってると思うのです。個人の主観というフィルターです。ひとつの情報を一方向からだけではなく、様々な角度から見る事ができるようになりましたが、どの情報にもフィルターはかかっているし、それを判断し理解するのは個人の能力に拠る所が大きくなってるわけです。日本人の若い層は文章の理解力が低下しているらしいのですが。携帯メールやWEBの出現で文章を目にする機会というのは増えていると思うのですが何ででしょう?本Blogのような駄文が多いせい?結論だけがのっている情報が多く、考える必要が無いから?

いずれにしてもネットの時代になって、情報を自分自身で整理し理解する能力の重要性というのはますます増大すると思われるので日本の将来がちと心配ですね。

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