SPH-V5400

サムスンがまたなかなかに強烈な携帯端末を発表したです。SPH-V5400というこの製品、ハードディスク搭載ですよアナタ。韓国で発売している携帯端末の中では、ひそかにこの製品にあこがれてたのですが、ハードディスク搭載ってとこがチャレンジャブルで素敵。振動は？熱は？電池の持ちは？水に落っことしたら完全にアウト？と不安な点だらけ。こういう「無茶でもやってやる！」みたいな精神は大好きです。正直ね、１GBのSDが1万円割ってるご時勢に1.5GBのハードディスク載せたとこで、使い勝手についてはなんの向上もないわけです。ただ今後の携帯ってものを考えると、通信速度の向上に伴うコンテンツの肥大化ってのは確実なわけで、携帯端末にも大容量ストレージが要求されるようになるのは自明の理。先駆けてハードディスク積んでおくってのはマーケティング上、HD搭載=サムスンというイメージの確立や技術革新の上ではなかなかの策ではないかと思います。今の携帯端末のスペックはインターネットが世に出始めた頃よりも上だし（Windows3.1なんてメモリ16MB、HD500MBくらいで動いてたし）、まさにこれから3G端末を中心にインターネット以上の端末数がぶらさがる巨大ネットワークになろうとしているわけで（インターネットの技術とi-Modeのインフラは同じってのはおいておいて）。こういう、巨大市場が立ち上がろうとしている時期ってのは、無茶なものや過度なものがガンガン出てくるので、今年一年の携帯端末はかなり面白い事になりそうだなぁと期待してます。

個人的にはPalmOS搭載の日本製SmartPhone（当然グラフティー搭載で）が出たならどこのキャリアだろうが速攻で乗り換えるんだけどなぁ・・・。やりませんかね、Dポの中の人。