メイプルソープとコレクター

日曜日は久々にプライベートで渋谷へ。

ライズＸでメイプルソープとコレクターという映画を見に行ってきました。

パティースミスの恋人だったロバートメイプルソープと、彼のパトロン＆ゲイパートナーだったサムワグスタッフについてのドキュメント。

役者が演じるタイプのドキュメントではなく、当時の関係者の発言や映像、写真などを中心とした内容で、正直期待していた内容とは異なっていたのでガッカリチックです。

サムワグスタッフを持ち上げすぎというか、実際そういう人物なのだろうけれども、むしろ見たいのは上流階級出身でハンサムで金持ち、芸術に関する先見性のあるワグスタッフが、自分とはまるで異なる境遇で育った若いメイプルソープの才能や肉体に魅せられて狂っていく点だったりしたもので・・・。

あとパティースミスが年をとって、すっかりおばさんというか、おっさんみたいな風貌になっていたのがちょっと悲しかったです。

年をとったパティースミスと、年をとったイギーポップがなんだかとても良く似ているなぁという点のみがこの映画を見ての感想でしょうか。

ぶっちゃけあまりおすすめできません。