金曜日, 9月 16, 2005

ヨドバシカメラ秋葉原 オープン

打ち合わせ予定がなくなったので、お昼までで仕事をあがって秋葉原に新しくオープンした「ヨドバシカメラ マルチメディアAKIBA」に行ってきました。ということで簡単なレポートなど。

さすがにオープン初日という事もありかなりの人出。 こちらは日比谷線の出口とJR改札からすぐの入り口。3万円以上買い物をすると出来る福引ってのをやっていました。

ちなみに景品の内容が上の写真。 うーん微妙。山の手くんぬいぐるみは欲しい気がするけれども。
「1F パソコン・通信・MACのフロア」主に携帯電話中心です。入り口近辺にDOCOMOとAU、ちょっと入ってVODAFONEというあたりに力関係が見える気がします。MACのフロアもそこそこの広さですが、iPOD関連以外は人少なめ。

「2F パソコン周辺機器・PCソフトのフロア」メーカー品中心でバルクの取り扱いはざっとみたところ無い感じ。このフロアを見るとなんとなくターゲットにしている客層が見える感じがします。
「3F カメラ・時計・理美容のフロア」新宿ヨドバシには無い特色のひとつとして化粧品販売、ブランドバッグのコーナー等がありました。国産化粧品メーカーやエルメス、シャネルなんかも売ってます。銀座・丸の内周辺のOLさん取り込みも狙ってそうです。DUTYFREEのあるのもこのフロアで外人さん向けのお土産の着物なんかもあります。
「4F 音と映像のフロア」プラズマテレビなんかはこのフロアです。小生は2480円で売っていたテレスコープ付き集音機が激しく気になりました。
「5F 生活家電のフロア」シロモノ家電はこのフロアです。dysonが大きな展示をしていました。dysonの掃除機は最近あちこちで見かけますが、値段高いしはっきりいってどうなの?って思うのは小生だけでしょうか。掃除機一本で莫大な広告費かけてやっていけるのが不思議です。
「6F ゲーム・オモチャ・CD/DVDソフト」土地柄も考えてかフィギュアも置いてありますが正直品揃えは微妙。オモチャについては現行商品は豊富なものの、はっきりいってガンプラコーナー以外は大きなお友達の満足いくラインナップではありません。池袋トイザラスあたりの方が充実しています。

「7F その他専門店」タワーレコードや本屋さん、メガネ屋さんやらイージーオーダーの紳士服屋さんなんかが入っているフロア。タワーレコード、本屋とも新宿タワーレコードやジュンク堂ほどの大きさは無い感じ。

「8F レストラン街」比較的小奇麗な飲み屋さんやラーメン屋、トンカツ屋なんかが入ってます。デパートのレストラン街のイメージとほぼ一緒かな。

「9F ゴルフショップ&スクール」見に行ってません。

大体こんな感じでしょうか。さすがにフロアは広いです。端から端まで100Mくらいあるしエスカレーターの数も4機くらいあるし。通路が広めなので人の流れは比較的スムーズです(土日はわかりませんが・・・)。オープン初日という事もありさすがに活気がありました。ただオープン記念セール的な商品はあまり見受けられなかったのが残念です。値段についても正直微妙。

各フロアを歩き回って感じたのは、秋葉原ヨドバシは現在秋葉原に頻繁にくるような層、俗に言うアキバオタをターゲットとしていないという点です。秋葉原をターミナルとして使うサラリーマンやOLなどの一般層がメインターゲットでしょう。品揃えや店構えを見る限り現在秋葉原にある専門店なんかは被害を受け無そうです。影響をうけそうなのはLAOXやロケット、オノデンなんかのシロモノ家電を中心に扱っている家電店だと思われます。

ヨドバシに行ったあとにLAOXのザ・コンピューター館やソフマップも見てみたのですが対抗セールは皆無。土日の決戦に向けて静観といったところでしょうか。消費者にとっては選択肢が増えるのは良いことです。オヤジが秋葉原で電気屋に勤めていた関係で子供の頃から秋葉原を見ている身としては、時代に合わせて変容する街であるってのを知っているし、良い刺激となって街全体を活気付けてくれれば良いなと思います。

この記事がヒマつぶしになったらクリックPLZ→ブログランキングranQ




木曜日, 9月 15, 2005

東京ゲームショー開幕 XBOX360 12月10日発売

※画像は袋づめされるXBOX360。画像元はこちら

マイクロソフト(株)は15日、東京都内にてプレス発表会を開催し、同社の次世代家庭用ゲーム機『Xbox 360』(エックスボックス サンロクマル)の発売日や価格、製品構成、同時発売タイトルなどについての発表を行なった。発売予定日は12月10日で、価格は3万9795円(税込、税抜価格は3万7900円)。(元記事

北米ではHD無しモデルもあるのですが、日本はHD付きのラインナップのみになるようですね。うーん正直つまらん価格・・・。Media Center Extender機能などをもっているので、どうせなら120GBのHDつけてこの価格で販売しゲーム機だけでなくHDレコーダーとの置き換えも狙えば良いのに・・・。ゲーム機だけとして考えた場合、濃いゲーマー以外には訴求力の無い価格ですね。コスト削減に四苦八苦しているPS3が出る頃には値下げしてもう少し買いやすくなっているかもしれませんが、そこまで買い控えされちゃうと結局初代XBOXの二の舞になってしまうような気がします。

もうひとつ気になるのが一般ニュースサイトでの扱われ方。かならず記事の最後にPS3が来年発売で性能はPS3の方が上ってな文章がくっついてます。ものすごく作為的なものを感じるのですが・・・。

SEGAがジェットセットラジオフューチャーの続編をロンチで出してくれるなら小生は無条件で買うのですが、今のところそんなウワサもまったく無いのでしばらく静観かも。



この記事がヒマつぶしになったらクリックPLZ→ブログランキングranQ

伊豆高原


若干遅めの夏休みをとったので、伊豆高原まで行ってきました。て仕事以外で旅行するというのはずいぶん久しぶりでしたがノンビリした良い旅でリフレッシュ完了です。

それにしても伊豆高原しかり、帰りに立ち寄った熱海しかり、日本の観光地は沈んでますね。 海外旅行の増加や、施設の老朽化など様々な要因があるのだとは思うのですが、一番の問題は観光地全体でのトータルイメージの欠如じゃないかと思います。昔ながらの観光地というのも悪くはないと思うのですが、静岡限定アジの開きキティーちゃんみたいなセンスでは情報が溢れまくっている現代ではドキドキワクワク感が全然かきたてられません。こういう点が問題なのではないかと・・・。

旨いもの食べて、ノンビリ温泉につかって十分旅行を満喫したので非常に楽しかったのですが、旅先にてちょっとそんな事を考えました。

月曜日, 9月 12, 2005

遅ればせながら

本日午後より木曜日いっぱいまで夏休みをいただこうと思います。関係諸氏にはご迷惑をおかけします。てなわけでBlogの更新もたぶん金曜まで出来ませんのでご容赦を。

日曜日, 9月 11, 2005

なぜPalmを買ったのか?

先週発表されたACCESSのPalmSource買収についてITmedia+Dに「ACCESSに聞く「なぜ、Palmを買ったのか」 という記事が掲載されていたのでリンク

携帯事業に関しては、我々はキャリア、メーカーとも「入り込めている」(良好な関係を築いている)という評価をもらっている。一方Palmには、リッチなアプリケーションという資産がある。携帯アプリケーションもリッチになりつつあり、携帯のアドレス帳をサーバと同期させる時代になった。こうしたアプリ開発は、Palmはお手のもの。我々と組めば、補完関係が築けると考えた。

Palmでキーワードになるのは、「デベロッパーコミュニティ」だと考えている。これは周りが見ている以上に、大きなベネフィットとして効いてくる。もう1つ買収のメリットを挙げるなら、Palmは中国のChina MobileSoftを買収していること(2004年12月9日の記事参照)。中国に250人のスタッフを抱えているのが魅力で、中国の比較的安価なリソースを、いかに活用してR&Dを行うかがポイントだと思っている。

Palmの買収ねぇ・・・うーむ。PDA好きであれば、現在のPalmの惨状に心を痛めている人も多いのではないかと思います。ACEESSが手に入れる事で日本の携帯に乗せる事ができるという方向性自体は大賛成。ただこうなるとVISORの日本進出は永遠に消えてしまいそう。

Palm買収と言えば、甘い汁だけを吸い続けてPalmに何ももたらさなかった3COMの事を思い出します。その時にオリジナルメンバーの多くが飛び出して作り出されたのがVISOR。残されたPalmはその間新しいOSを出すでもなく、古臭いプラットフォームのままで、PDAやモバイル市場で圧倒的だったアドバンテージをPocketPCやSimbianに侵食されていったわけで。いくつもの技術的な問題点がある上にPalm唯一のすばらしい点であるグラフティーという入力方法も携帯電話では使えないし、開発者コミュニティーにしても携帯に乗るとなった場合、セキュリティーの問題でネイティブアプリ開発の道は閉ざされそうなので離れていきそうだしと結構前途多難な気がします。ACCESSにはがんばってもらって、ぜひもう一度Palmに日の目を見させてあげてほしいなぁと思う次第。