土曜日, 1月 07, 2006

液晶モニタを買ってしまいました



我が家ではIBMのP202というワークステーション用の21インチモニターを使用していたのですが、本日家に帰ってPCをスタンバイから復帰させてみると、一瞬画面表示後にブラックアウト。その後完全に表示できない状態に。テレビなどもこのモニターで見ているし、ゲーム関係もすべてこのモニターに繋いでいるのでこれは非常にピンチです。

もう何年も使いつづけていたので、正直寿命が来ていたのだろうと自分を無理矢理納得させて、ビックカメラにモニターを買いに行くことにしました。秋葉原に行くか、DELLの直販にでも頼む方が安いのは分かっているのですが、DELLで頼んで到着まで待つ時間も、秋葉原まで行く気力もなし。いや秋葉原に行くと某カオス館に行って360の海外ゲームを買いあさる自分が想像できたってのもあってね。

19インチの液晶はかなり安くなってきているのですが、20インチオーバーはまだ若干値がはります。ブラウン管は部屋での設置に難儀しそうなので購入リストからははずれるのですが、液晶の場合ゲームをやる小生としては応答速度が遅い機種はなんとしても避けなければなりません。そうなると選択肢が狭いうえに価格が非常にかかるのですよ・・・。

そんな中、折り合いをつけて購入したのがAcerのF-20というワイド液晶。フェラーリ公式で赤と黒でデザインされた1000台限定の非常にアレなデザインの液晶ですが背に腹は変えられません。店員にフェラーリのエンブレムいらないから安くすれと言ったのですがダメでした。家に戻って設置してみると画質はなかなかのもの。入力端子がアナログ/デジタル/コンポーネント/S端子と4系統ついているのもなかなかです。ただサイドから見ると色が黄色がかるんですよね・・・VA方式なのでとりあえずOK。まぁSEDまでの繋ぎだし、当面はこれで良いや。1680×1050のWXGA+だし。

しかしぶっ壊れた21インチモニターが激しく邪魔です。誰かひきとってくれないかな・・・ジャンクだけどもさ。

木曜日, 1月 05, 2006

XBOX360用外付けHD DVD

昨年末にどこぞの毎○新聞が「HD-DVD搭載の新型XBOX360が発売される」との誤報?を流したおかげで一部で大騒ぎになったわけですが、CES開催を前にしたビルゲイツ基調講演の中で外付けHD-DVDドライブが発表されたのでリンク

あくまでもHD-DVDでの動画再生用ドライブとしての発表だったわけですが、ゲーム用途にも使用可能と考えるのが自然でしょうね。もちろんHD-DVD一体型の新型が出る事も予想されるわけですが、現ユーザーも利用可能な道をきちんと先に発表してくれた事には好感が持てます。

毎○新聞のあのタイミング(発売4日後)でのあの飛ばし記事は「あぁこのことを勘違いしちゃったのね」というレベルの話しでは無い気がします。担当記者も非常にS○NYよりな記事を書く事の多い記者だし。今回の発表でHD-DVD対応をXBOX360に行うという事がはっきりし、結果的に1年後とか2年後には記事通りの新型機が出てくるのでしょうけれども。

そんなわけで欲しい人は安心してXBOX360買うのが吉だと思いますよ。

火曜日, 1月 03, 2006

Windows 20年

Windowsの最初のバージョン1.0が発売されて満20年。その歴史の紹介記事がPCWEBにでているのでリンク

小生が仕事でコンピューターを触り始めたのが1990年。最初はAS400というIBMのオフコンでRPGやらC++を使って通信ゲートウェイのパッケージ開発なんかをやっていたのですが、1年くらいでパソコンおよびUNIX関連での開発に移動。

ちょうどその頃にでてきたのがWindows3.0だったのです。実際当時のパソコンは一部を除いてまだまだ業務システムなんかでは使われていなくて、メインフレームをやってる人達にはパソコンの仕事なんて遊び呼ばわりされたっけ・・・。

IBMの名機PS-55でOS/2やら英語版Windows3.0やらでプログラム組んでたのがこの頃。まだ通信関係はWindowsそのものじゃ使えなくて、solsockなんかを使ってTCP通信でHP-UX上のORACLEと接続する為のミドルウェアとか開発してたのもこの頃。MachintoshでもAppleTalk使って似たようなもの作ってみたり。純粋に技術を吸収するのが楽しかったんだよね。このあたりからメインフレームがダメになって、UNIX+PCでのCS型の仕事が増えて立場逆転したんだよなぁ・・・。

当時働いてた会社はインターネットのインフラが用意されるのは比較的早かったので、Windows3.1の頃にはWinsockとMOSAICブラウザ使ってWEBに繋いで遊んだりしてました。WWWの仕組みに衝撃を受けたものの、ビジネスでどのように使われるかはまだまだ漠然としてて、あまりアイデアを持っている人もいず、現在のP2PやWEB2.0のようなアングラでまだまだ穏やかな世界だったものです。

小生の仕事の変遷とWindowsの進化というのは同時進行で進んできたので、元記事を大変懐かしく思いながら読ませていただきました。うん、まぁそれだけ。

ハードコアばあさん

CNNで素敵記事をみつけたのでリンク

ゲームに夢中の69歳、孫のブログから一躍ヒロインに
オハイオ州シェーラーズビル――米ゲームファンの間で最近、新たなヒロインが話題を呼んでいる。その名は「ハードコアおばあちゃん」。1日10時間を画面の前で過ごし、年金の大半をソフトにつぎ込むという、筋金入りのゲーマーだ。


「大騒ぎ」のきっかけは、孫の1人、ティモシーさん(22)が昨夏、ウェブ上に開設したブログ(日記型サイト)「Old Grandma Hardcore」だった。ゲームに熱中するバーバラさんの日常を友人らに伝えようと始めたブログだったが、これがゲームファンの間で注目の的に。ワシントンポスト紙やCBSテレビ、ビジネスウィーク誌などに取り上げられ、バーバラさんは一躍有名人になった。

なのだそうですよ。元記事で驚いたのが、現在ビデオゲームをやる人の19%が50代だそうで。PONGやゾークなどゲームの歴史自体が日本よりも長い米国での話しだとは思いますが、昔にくらべてゲームをやる人間の平均年齢は日本でも上がってそう。このバーバラさんのようにハードコアなゲーマーは別として、老眼の方やゲームになれていない方の為に特別に作った老人向けゲームという市場、以外と需要があるかもしれません。

あけましておめでとうございます

最近すっかり更新が滞っている本Blogですが、今年も気の向くままボチボチと更新。

年末・年始とXBOX360三昧な日々だったわけですが、どうも国内ではネガティブ報道先行で売れ行きが芳しくないようですね。半ば予想通りではあるわけですが・・・。

現在発売されている国内タイトルだとリッジレーサー6やデッドオアアライブ4あたりは非常に面白いのですが、「ハイデフ」ってな言葉ばかりが先行していて、一番のポイントであるXBOXLiveの魅力がCMなどから全然伝わってこないのが勿体ないです。XBOXLiveはオンラインでコンテンツ購入できたり、ネットワーク対戦を非常に手軽に出来たり、ゲームデモをダウンロードできたりといった仕組みですが、非常に利用しやすくまとまったサービスなので小生は感心しきり。ネットワーク設備などにかけているコストは相当なものなのだろうなぁと。

今年は携帯の番号ポータビリティーの始まりやら新キャリアの参入の可能性やらがあるわけで、今までキャリア別にゲームやコンテンツを提供してきた会社も、キャリアに依存しないユーザーの囲い込みが必要となるようになると思われます。機種やキャリアを超えてXBOXLiveのダッシュボードのような仕組みを提供する会社が出てきたりしたら非常に面白いのになぁと考えてみたり。あーなんかソフトバンクとかやりそう・・・。

サービス提供者は広告によるユーザー数の増加よりも、1ユーザーに利用させる頻度をあげていく方向に徐々にシフトしていかないとダメだろうと思われ、前述のXBOXLiveのように手軽に利用させて利用頻度を増やす、ユーザーを囲い込む仕組みを作れるか否かが成功の鍵になるのではと思います。

WEBのサービス開発でもAJAXやらWEB2.0やらといった今までの製作手法を一歩進めた仕組みがボチボチ本格的にあちこちで導入されると思われます。そうなると今までのデザインと開発は完全分離やら、仕様を決める人間と開発する人間を分けるやらといったやり方、いやむしろ仕様決めの方法論自体を見直す必要がありそうです。BlogやらRSSという仕組みやらで一方通行だった情報発信が双方向な事が昨年一年であたりまえになったわけですし、コンピューターを「仕事」として扱っている人間にはより高い次元のスキルと意識が必要とされそうです。

いづれにしても今まで単にデータを提供するものだったWEBという仕組みが、よりユーザビリティを必要とされる一般の人にますます身近なものとなっていくターニングポイントの一年になると予想されるわけで、ネット関連の会社(いや技術者も)はこの先、生き残れるところと、生き残れないところが出てくるのではと思われます。ウチの会社も(僕も)そんな中でなんとか生き残り、飛躍できるよう頑張っていこうと酒が残った頭でボーっと思いました。おかげで文章グチャグチャですが、まぁいつもの事なので気にしない。

ちなみに1月はレッスルキングダムとPGR3というXBOX360期待の大物2つが発売されるので仕事に集中できるかちょっぴり不安だったりして・・・。

まぁとりあえず今年もよろしくです。