木曜日, 1月 06, 2005

お年玉の相場

虚構新聞さんに面白い記事(当然うそですよ)が出ていたので。考えてみると小生が中学生の頃にもらっていたお年玉の額というのは一人5000円平均、総額30000円くらいだったかと記憶しています。ちょっと気になって調べてみたらポチ袋なんかを作っているメーカーのページに相場表がのっていました。1998年当時のものですから今はもう少しあがっているのではないかと思います。考えてみると小生の中学生時代というとシーナ&ロケッツやモッズ、チェッカーズなどが全盛時代なので相当前なのですが、大してあがっているわけではないようです。むしろ核家族化が進み、近所に親戚のいない家が増えているでしょうから、総額的には下げ傾向なのかもしれません。とはいっても小生の子供時代でも10万円以上もらっていたヤツもいたわけなので、そういう子供には国として本当に課税すべきってのが(ry


スカンクワーク・プロジェクト

HOTWIREDにスカンクワークプロジェクトの実例が出ていたので。コンピューターの業界であろうが、デザインであろうが、モノ作りを生業にしているならば、自分の信念に従ってなにかを犠牲にしてでも自分の作りたいものを作るっていう考え方は必要だと思うのです。もちろんその信念が一人よがりなものであるならば世の中には受け入れられないでしょうが。
日本の場合プログラマーであっても下請けデザイナーであっても、自分の生み出した何かが世の中に影響を与えるんだという意識のある人が少ないです。給料分の時間働く、仕事は仕事プライベートはプライベート。それはそれでひとつの考え方でしょう。

僕自身も良い家庭、良い暮らし、良い人間関係。そういう事はとても重要な事だと思います。適当に働いて(この場合の適当は妥当な量という意味です)十分な給与を得る。そういう生き方もあっていいでしょう。でも貴方が今の仕事を選んだ理由はいったい何でですか?自分のやっていることに信念をもっていますか?ってな事を常に自問自答してます。

スカンクワーク・プロジェクトの日本での実例というのをあまり聞かないのですが、現在世界のソフトウェアでの大手の会社の中でMicrosoft、Apple、Googleなどはリンク先のような人達が大勢います。9:00~17:00なんていう世界はそこには存在しません。別に長時間働く事がすばらしいといっているのではなく、モノ作りの信念の為ならば妥協をしない姿勢が大事なのです。

社員の誰ひとりとして、こういう姿勢をもっていないなら、儲かっている儲かっていないにかかわらず、その時は会社をたたむ時なんだろうななんて思います。ちょっと愚痴。

水曜日, 1月 05, 2005

音声認識と携帯電話

音声をテキスト変換する携帯電話ってのをサムスンが出すみたいです(海外の話しだけど)。欲しいなぁと思ってた機能なので、日本のメーカーでも是非実現していただきたい。音声認識を日本語で実現するのはかなり難しいってのは、以前勤めてた職場の関係などで知っているのだけど、特定個人が端末相手に教育を繰り返して認識精度をあげていく特定話者タイプの音声認識であれば、今の技術でも認識精度90パーセントくらいのものは作れると思います。作り上げた辞書部分を同メーカー端末内でインポート、エクスポートするようにできれば、メーカーもユーザーの囲い込みになるのでなかなか良いのではないかと思うのですが。いかがなもんでしょう?

マスキング

都内のバスやら電車やら、車体にシールをはって広告にしてる車両が増えたけれども、一般の人向けのサービスはないのかな?海外だと簡単に見つかったのだけど。プリントしたシールではなく、透明シールの上に塗料をマスクするという方法なら汎用性があって良いよね。

アイポッダー

先般のBlogで書いたアイポッダーという言葉。すでに世の中に存在してました。ぜんぜん違う意味で。昨年末くらいから海外でボチボチとはやりはじめているポッドキャスティングのアグリゲーターで同名のものがあったです。とりあえず使用とりやめ。

個人情報保護法

この春から個人情報保護法なるものが施行される事で、各サイト担当者の皆さんは苦労しているのではないかと思います(ご存知ない方はこちらをご覧ください)。2004年は出会い系サイトの不当請求だとか、YahooBBの個人情報流出だとかいろんな事があったわけですが、この保護法どこまで現実的なもんなんでしょうか。経済産業省のガイドラインが出たのが10月。大きな企業なんかでは対応におおわらわでしょうし、怪しいサイトではハナから無視してかかるでしょうし。ウチもコミュニティーサイトの運営をやってる関係で対応せざるをえないだけに色々と勉強してるとこなのですが、ぶっちゃけ守らなければならない個人情報ってほど重要なものみんな持ってるの?クレジットカードやら暗証番号やらは守らなきゃならんけど、本名知られようが、住所知られようが、電話番号知られようが個人的にはどうでも良いんですがね。コンプアライアンスプログラムってもんは日々改善を繰り返していかなければ意味を持たないし、プライバシーマークついてるから安全てわけでもないし。セキュリティーを考えるきっかけとしては良いのでしょうが・・・。

なんでこんな事書いたかっていうとヨン様のサイトにて個人情報漏洩があったらしいので(笑)

月曜日, 1月 03, 2005

2005年の展望その2

何年かの間にさまざまなWEBサービスの立ち上げをやってきてはっきりしている事は、ユーザーの多いところはお金になるってこと。ここ最近でユーザー数を獲得するのに有効だと言われているのがblog及びソーシャルネットワーク。ところがこいつがなかなかお金に結びつかない面もあったりして厄介なのです。blogやソーシャルをやっている人達というのは、コンピューターを良く知っていたり知っている気になっているスノップな人達。無料で使える所、機能的に優れている所を自発的に探していつでも他のサービスへの乗り換え可能な人達なわけです。こういう人達を満足させるには、機能改修を繰り返しMIXIのような中毒化を持つようにうまく誘導するのだけど、当然それにはお金がかかるわけで。企業広告を乗せてそちらで収入を得る方法もあるのだけど、これまた厄介な事にこういう人達は自分達のblogに勝手な広告が乗るのは嫌がるわけです。というわけでMIXIのような大手でも収益のあがるモデルにはなっとらんのです(まだはじまって一年あまりのサービスなので今後はわからんけど)。んで展望その1に書いた携帯インフラの件に戻るのですが、PCを使わない携帯がネット接続ツールとなっている人達は、このスノップな人達とは別な人々がほとんどです。パケット定額なんかでこういう人達もネットに大量流入してきてさらに市場拡大すると予測されるのですが、この人達をどうやって取り込んでいくのかが重要になります。こっから先は企業秘密ですが、やりようによってはMIXIやグリューなんかよりも多いユーザーの獲得と将来的な莫大な利益に繋がるのではないかと・・・。ヒントを出すなら、ソーシャル・目的・老若男女ってとこでしょうか。2005年はちょっと本気でやります。

HDプレーヤー、そしてMac

この年始年末福袋購入はしなかったものの、電気屋はあちこちと回ってみて感じた事。MP3プレーヤー、HDプレーヤーって思ってるより一般的になってるんだなぁって。電車の中で白いイヤホンつけたアイポッダー(iPOD好きな人に侮蔑もとい親しみをこめて小生はこう呼ぶ)をよく見るのでなんとなくは感じてた事だけど、新宿近辺の3カメや秋葉原だけでなく、津田沼のサトー無線とかにもMP3コーナーとかありやがる。んで間違いなくダントツで売れているのがiPOD。小生がウロウロしていた1時間の間にも2組のカップルさんが「これかわいいよねー」などとイチャつきながら買っていったので、津田沼のサトー無線でこれなら渋谷、新宿あたりではいかほど売れているのだろうなんて事を考えてみたり。今月開催のMacワールドエキスポで500ドルiMac発表のウワサがあるのだけど、iPOD持ってる人には訴求力がかなりあるんじゃないでしょうか。

バカップルの買うiPODと値段の安いiMACで近い将来「MACユーザー=DQN」という図式が確立される事を切に願います。

なんかこう書いていると小生はアップル嫌いみたいだけど、iMAC、5530と一応2台のMAC所有者なんだよね。OS9だけど。アップル嫌いなのではなく、その周辺にいるスカした人達が嫌いなだけ。