月曜日, 1月 03, 2005

2005年の展望その2

何年かの間にさまざまなWEBサービスの立ち上げをやってきてはっきりしている事は、ユーザーの多いところはお金になるってこと。ここ最近でユーザー数を獲得するのに有効だと言われているのがblog及びソーシャルネットワーク。ところがこいつがなかなかお金に結びつかない面もあったりして厄介なのです。blogやソーシャルをやっている人達というのは、コンピューターを良く知っていたり知っている気になっているスノップな人達。無料で使える所、機能的に優れている所を自発的に探していつでも他のサービスへの乗り換え可能な人達なわけです。こういう人達を満足させるには、機能改修を繰り返しMIXIのような中毒化を持つようにうまく誘導するのだけど、当然それにはお金がかかるわけで。企業広告を乗せてそちらで収入を得る方法もあるのだけど、これまた厄介な事にこういう人達は自分達のblogに勝手な広告が乗るのは嫌がるわけです。というわけでMIXIのような大手でも収益のあがるモデルにはなっとらんのです(まだはじまって一年あまりのサービスなので今後はわからんけど)。んで展望その1に書いた携帯インフラの件に戻るのですが、PCを使わない携帯がネット接続ツールとなっている人達は、このスノップな人達とは別な人々がほとんどです。パケット定額なんかでこういう人達もネットに大量流入してきてさらに市場拡大すると予測されるのですが、この人達をどうやって取り込んでいくのかが重要になります。こっから先は企業秘密ですが、やりようによってはMIXIやグリューなんかよりも多いユーザーの獲得と将来的な莫大な利益に繋がるのではないかと・・・。ヒントを出すなら、ソーシャル・目的・老若男女ってとこでしょうか。2005年はちょっと本気でやります。

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