日本のレコード会社はどうなっていくのか?
iTMSがオープンした事により少なからず影響を受ける日本のレコード会社。製作としてのレコード会社はともかく、アーティストを抱えて独占販売権を持つというモデルが崩れるかも・・・ってな可能性を示唆する記事がITMediaに出ていたのでリンク。
ソニーミュージックなど、Apple ComputerのiTunes Music Storeに参加していないレコード会社と契約している日本のミュージシャンが、所属レコード会社に反発し、先週日本でスタートしたiTunesで自分の楽曲を提供しようとしている。
少なくとも1人のアーティストが既にレコード会社に反対して、iTunesで自身の楽曲を提供している。日本のミュージシャンをマネジメントする大手芸能事務所は8月10日、レコード会社のスタンスに関係なく、Appleとの取引に関心を持っていることを明らかにした。
少なくとも一人のアーティストというのは佐野元春氏。ソニーミュージックと契約しているアーティストの中では現時点で唯一iTMSに楽曲を提供している人物です。ソニーはmoraという有料音楽配信サイトを持っているのですが、あいも変わらず自社のネットウォークマンなどに特化したサービスである為、曲を聴く場をユーザーに限定させたくないという佐野氏の考えは素晴らしいし、そうあるべきだと思います。まぁアップルも携帯プレーヤーはiPODにしか対応してないので似たようなもんですが・・・。
いづれにしても、所属しているレコード会社のグループ関係で、自分の作品を提供する場が狭められるってことに、日本の音楽関係者はもっと反対の姿勢を示しても良いのではないかと思います。
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