水曜日, 9月 07, 2005

HERO’S 2005 ミドル級世界最強王者決定トーナメント準決勝 結果

見事に予想はずしまくりました。詳しい結果はスポナビででもごらんいただくとして、簡単な感想を・・・。

須藤 元気 ○ 2R 4分45秒腕ひしぎ十字固め ● 宮田 和幸
1Rは互角の攻防だったのですが2R目で宮田のスタミナが切れましたね。宮田はものすごく上手くなってるなぁと思いました。フロントネックチャンスリーで投げたとこは見事。そのままスピニングチョークに繋げそうでしたがそんな練習してないわな。

レミギウス・モリカビュチス●  2R 4分16秒TKO(レフェリーストップ) ○ 高谷 裕之
ちょっと止めるの早すぎなのでは?と思ったのですが、ゴールデンタイムにテレビ放映してるので仕方ないですね。最近のPRIDEのような残酷ショーになっても良くないし。続けてても高谷の勝ちは動かなかったでしょう。レミーガが1回戦よりも動きが良くなかったように感じたのは小生だけでしょうか。グラウンドでの顔面パウンドありは、やりなれてないルールでしょうし仕方ないかな。

ホイラー・グレイシー● 2R 0分38秒KO(右フック) ○ 山本“KID”徳郁
いや参りました。あんなに綺麗に終わるとは正直思ってなかった・・・。KIDの当て勘の良さには脱帽です。

宇野 薫○ 2R判定 3-0(20-18,20-19,20-19) ● 所 英男
判定ですが、今大会のベストバウトでしょう。宇野も素晴らしかったし所も素晴らしかった。両者ともに評価が上がる好試合。しかしMMAのリングで立ち関節(アームバー)と浴びせ蹴り(で距離を詰めて三角か足関節)を出す所こそが本当のトリックスターですな。

須藤 元気 ○ 2R 3分47秒三角締め ● 高谷 裕之
高谷から一本取った須藤はお見事です。しかし須藤はMMAでの勝ちは殆ど一本なんですよね・・・。恐るべし。高谷はこれでまた一皮向けるかもしれません。

山本“KID”徳郁 ○ 2R 4分04秒TKO(レフェリーストップ) ● 宇野 薫
カットによるレフェリーストップという残念な結果ですが、アゴに入ってればKO、さければカットと考えれば仕方ない結果かな。これでトーナメント終了後に再戦の流れも作れるし主催者としては万々歳の結果かも(笑)宇野はグラウンドに持っていかず立ち技に付き合ったのが意外。

これで大晦日の決勝は須藤VS山本KIDとなったわけです。しかし今大会はどの試合も見ごたえありました。あと印象に残ったのが、ルールのせいか、組み合わせの妙か、選手の意識の違いかわかりませんが、PRIDEや武士道などに比べると相手を潰そうという感じではなく、スポーツライクなものを非常に感じました。この辺りは今後の世界戦略やお茶の間戦略に非常に重要なポイントだと思います。最近のストップの遅いPRIDEは自分が親なら子供にあまり見せたくないしね。

客席にPRIDEの怪人百瀬氏が居たように見えたのですがDSEとは切れたのかな?

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