火曜日, 8月 23, 2005

究極の萬カレーと激安ファーストフード

1杯1万円のカレーライスが9月、「横濱カレーミュージアム」(横浜市)で発売される。米沢牛や北海道・十勝の玉ネギ、スパイス40種類を使うなど、食材にこだわった。通信販売も行う。 「究極の萬カレー」と名づけたカレーは、同ミュージアムが4月ごろから最高級品を作ろうと準備を開始。食材は肉だけでなく、米は山梨県の武川米、ニンジンは群馬産、セロリは長野産と最上級品ばかりを集め、スパイスも10カ国以上のものを使用。その結果、値段が跳ね上がった。「スパイスを豊富に使っているのに、上品なコクを楽しめる味に仕上がった」という。 1日から30日まで提供するが、2日前までの予約が必要。また、小学館の雑誌「ダイム」のホームページを通じて1日から15日まで、限定1000食で通信販売の申し込みを受け付ける。(元記事)

一杯一万円のカレーですか・・・。こだわりにも程がありますね。ちなみに正式なプレスリリースはこちらです。このような高級志向をターゲットにしている商品が出る一方でこちらのような激安志向の話しもあったりするわけで・・・。

イタリア料理のファミリーレストランを展開するサイゼリヤは22日、ハンバーガーやサンドイッチなどを販売するファストフード店「イート・ラン」の1号店を24日、東京都北区に開くと発表した。 価格が最も高い商品が200円という低価格に加え、自社農場で栽培した野菜を使うなど、食材の新鮮さと安全性が売り物だ。(元記事

高い商品で200円・・・。サイゼリヤは元々挑戦的な価格設定をしているチェーンなので(ワイン一杯80円など)不思議ではないですけども。

一億総中流時代が終わりを告げて、持つものと持たざるものの差が日本でもはっきりしはじめたのかななんて事をちょっと考えさせられました。お金持ちと貧乏、心の豊かな人とそうでない人、情報を持つものと持たないもの、貧富の差というのは昔からあったのでしょうが、なんとなくは気付いていても、一般の人には別に気にならないものだった。それがネットを含むメディアの発展により、格差の存在が強調されているだけかもしれませんけど。ただ意識の中に形づけられると実際にそういう方向に進むってのはありがちな事で・・・。

カレーごときで考えすぎですかね。

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