パームがWindowsMobile採用
事情に詳しい筋によると、パームは26日、マイクロソフトの基本ソフト(OS)で作動するバージョンのスマートフォン「トレオ」を発表する予定という。これまでのバージョンはパーム製OSのみで作動するものだった。新バージョンは、米携帯電話サービス大手のベライゾン・ワイヤレスが提供する予定という。(元記事)
パームと言えばPalmOSなのですが、ちょっとわかりづらいので一旦整理。携帯電話やPDAを作っているのがパーム(PalmOne)。PalmOSを担当しているのがパームソース(PalmSource。先日ACCESSに買収されたとこです)。今は別会社となり関係が離れています。「トレオ」というのは パームが発売している携帯一体型のPDA(スマートフォン)です。現行機はPalmOSを採用しているのですが、新型機ではマイクロソフトのWindowsMobileというOSを採用するようです。
なんか去年の暮れにも同様の話しがあって、PalmSourceの株価が急落なんかしちゃってるわけですが・・・。 パームソースにとってはSONY撤退後はパームが最大のライセンシーであり、元々同一会社だった重要な関係。そこが競合製品であるWindowsMobileを選択するというのは息の根を止める事になるのではないかと・・・。
PalmOSの最も優れていた点の一つである「グラフティー」という文字入力方式についても英語環境ではマイクロソフトの「トランスクライバー」に完全に負けている状態。ACCESSが買収したもののPalmSourceが復活する兆しがこれで完全になくなった気がします。さぁどうなる?
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