日曜日, 8月 14, 2005

21グラム

お盆という事もありご先祖様の霊とやらが帰ってきてる時期ですね。ご先祖様を大事にするという気持ちは人として必要な事だと思います。小生は正直霊魂というのを正直信じてないのですが。

「人が死ぬと誰でも生前より21グラム軽くなる。これが魂の重さである。」

仮に21グラムが魂の重さだとしたならば、オナカの中の赤ん坊は21グラム以下では魂を持ってないという事になります。アリなどの昆虫も21グラム以下の生物には魂は無いという事になります。

仮に生死が重さを持つものだとしたならば、相対性理論に当てはめればエネルギーに変換できることになります。21グラムの同一物質から得られるエネルギー量は同一になるはずなのに、人の一人一人の行動力や得る事のできる結果は異なります。ここにも矛盾があります。

という事で信じていません。

小生自身はできる限り長生きしたいと考えている人間ですが、もし死ぬ事があるのであれば身辺整理をきちんとして、自分の葬式の段取り、財産分与も生きているうちに終えて、誰も悲しませないようみんなが笑える可能な限りバカバカしい死を望みます。豆腐のカドに頭をぶつけるとか、馬に蹴られるとか。

そのうえで死ぬときに魂の重さを量ってみたら人より軽い18グラムくらいで、周りの人から「案外軽かったね。プッ。」とかって笑われるのが理想です。

死は誰にでも平等で魂の重さが同一なのには個人的に反対で、出来れば人によって重さが違う方が望ましいです。 その方がまだ人生に納得できるかなと。

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