水曜日, 6月 29, 2005

日米のモバイルアクセス事情

ITメディアに日米のモバイルアクセス事情についての記事が出ていたのでリンク

PHSというどこでもつながるネット環境を持っている日本は記事の通り確かに特殊な国です。その代わりと言ってはなんですが、米国では無線LANが凄い勢いで広がってるようです。

以前、仕事の関係でシアトルに行ったのですが、確かにホテルや空港など公共施設で当たり前のように使えて驚いた覚えがあります。全米で無線LANサービスをやっているスターバックス発祥の地、マイクロソフトのお膝元という事情もあると思いますが、日米での公共施設のサービス事情を比べると日本は料金体系や使い勝手含めてお寒いものがあります。ルノアールやマクドナルドの多い都内はともかく、地方都市は結構悲惨です。国土としての狭さや新しいもの好きの国民性を考えたら、もっと普及しても良いと思うんですけど。

日本の地方のネット事情自体が悪いかというと実はそうでもなく、行政をあげてインフラを整えるというのは、岡山や岐阜など地方都市でもかなり盛んです。沖縄なども高速道路の下に光ファイバーが通っていて全島をカバーしているし。ただラストワンマイルが整備されていないので、実質ほとんど使われていないのが現状です。行政が力をいれてこのラストワンマイルを埋める為に無線LANインフラを整備するってのが理想なんですがねぇ・・・。

携帯やPHSという接続手段があるのでなきゃ無いでなんとでもなるのですが、パソコンを普段から持ち歩く身としては無線LANがどこでも使えるというのは非常にありがたいので経済産業省にはぜひ頑張っていただきたい。

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