日曜日, 6月 26, 2005

PRIDE ミドル級グランプリ

6月26日埼玉スーパーアリーナで行われた「PRIDEミドル級GP2回戦」ボブチャンチンVSオーフレイム以外は順当な結果だなと思います。簡単な個人的感想を・・・。

ミドル級GP準々決勝 ○ヴァンダレイ・シウバ(2R TKO)●中村和裕 
笑激の負け方でした。TVの前で腹を抱えて悶絶させてもらいました。ルタ・リブリ道場でかなりの修業を積んできたようで、シウバ相手に互角の展開だっただけにもったいない・・・。同じ柔道出身の吉田秀彦や瀧本とは違い、MMAの選手らしさを身につけはじめてるなと思ったので次回に期待しましょう。

ミドル級GP準々決勝 ○ヒカルド・アローナ(2R終了 TKO)●桜庭和志
ある意味順当。リングス時代のアローナを知っているので、桜庭が一方的に押す展開には絶対ならないだろうと思っていましたが、ここまでアローナが強くなっているとは・・・。今のままなら10回やってもすべてアローナが勝つでしょうね。

○アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(1R マウントパンチ→KO)●パウエル・ナツラ
ナツラは寝技はうまいと思ったのですが、スタンドを含めてMMA選手としての技術をこれから覚えるのは年齢的に難しいか?それでもノゲイラと渡り合ったのは立派です。

○田村潔司(判定 3-0)●瀧本誠
負傷中の田村という事を考えたら上出来です。2Rまでは格の違いを見せ付けるに十分の試合運び。何もさせないって凄い事だし、瀧本の良いところを出させない非情の試合運びだなと思いました。3R最後に鼻血を出したのが若干印象悪いですが、田村の完勝で文句なしだと思います。

○ミルコ・クロコップ(1R ミドルキック→KO)●イブラヒム・マゴメドフ
ミルコは個人的にはどうでも良いのであまり印象なし。ミドルでKOってのは凄いですが。ハリトーノフVSミルコなら普通にハリトーノフが勝ちそうだし。ヒョードルとやるチャンスは1度くらしかなさそうなので、次でこのストーリーは終わりでよいです。

ミドル級GP準々決勝 ○アリスター・オーフレイム(1R フロント・チョーク)●イゴール・ボブチャンチン
アリスターもリングス時代から見ていますが、こんなに極めの強い選手になるとは・・・。ボブチャンチンが小生の中での優勝候補本命だったので驚きました。オーフレイムもうこのまま優勝しちゃえ!最近兄貴のヴァレンタイン・オーフレイムを見ないなぁ・・・。

ミドル級GP準々決勝 ○マウリシオ・ショーグン(判定 3-0)●アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ
ショーグンの勝ちも順当かなと思いますが、ホジュリオがスタンドでここまで互角の試合するとは思いませんでした。シュートボクセ勢の穴がちょっと見えた気のした試合です。

○セルゲイ・ハリトーノフ(1R KO)●ペドロ・ヒーゾ
ハリトーノフが強いのか、ヒーゾが弱くなったのか・・・。こんなに力の差が出る試合だとは思いませんでした。今一番ヒョードルを倒せる可能性があるのはハリトーノフなのでは?

元リングスオタとしては田村、オーフレイム、アローナ、ハリトーノフが勝った事で十分満足です。

前日にやっていた「坂口憲二、坂口征二親子 僕の中のリング」で久々にカール・ゴッチの姿を見る事ができたのを含めて満足行く週末のTV観戦でした。

0 件のコメント: